「サルビアの花」

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 JPDAの広報誌の担当理事をしていた頃、新潟のADA(アクアデザインアマノ)というアクアリウムメーカーに取材に伺いました。当時は天野 尚さんがご健在の頃で、噂のショールームのレイアウト水槽に取材も忘れて見とれていました。その天野さんが2015年に61歳の若さで逝去され、最近のADAはどうなっているのか久しぶりにホームページを拝見しました。
 アクアジャーナルという水草レイアウトの本に掲載されている「グリーントンネル」という天野さんの娘さんのさゆりさんが書いておられるコラムがあります。彼女が小学校3年生の時に書いた「サルビアの花」という詩をお父さんの天野さんにとても褒めてもらったという思い出話なのですが、このエッセイがこの親子の関係性や自然を愛する人柄を感じさせとても優しい気持ちにさせられました。
 最後の「うれしかったよ」という言葉はサルビアの花に語りかけられた言葉だと、それが素晴らしいと天野さんに褒められたそうです。
「小さな生命を愛せずして、大自然を語ることはできない。」ADAの企業理念になっている言葉ですが、天野さんもまたさゆりさんという、美しい花を咲かせたのではないかと感じました。

2018年11月5日

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